古道を辿る。浦賀道から行く横須賀の旅②(京急田浦~安針塚)

こんにちは、飯野不動産取材部です。

今回は浦賀道コラム第二弾です。

街!!! という雰囲気の田浦駅を離れ、裏道へ入っていきます。

いよいよ浦賀道の難所へ挑戦する時が近づいてきました。

第一回に引き続き、波乱万丈の旅をどうぞご一緒にお楽しみくださいませ。

古刹めぐりのひと時

さて、田浦駅から歩き続けること数十分。

閑静な住宅街を抜けて、盛福寺にたどり着きました。

お隣に幼稚園がみえますね

あえて遠回りの坂道ではなく、ものすごく急こう配の階段を使って、お寺見学へ向かいます。

山門横には、おいしそうなブルーベリーがなっていました。

ちなみに盛福寺の山門は、『横須賀市指定重要有形文化財』に指定されています。

七月頭は写真のとおり、まだまだ青い実でしたが、きっと今頃食べごろを迎えていることでしょう……!

建築年代は推定ですが、16世紀末~17世紀初頭と考えられているのだとか。

なんと、市内の寺院建築の最古例だということでした。

16~17世紀といえば、日本では織田信長や豊臣秀吉の生きた安土桃山時代、ヨーロッパではルネッサンスの時代にあたります。

この時代を生きた人と直接話すことはできなくても、当時の人々が作ったものを目の当たりにできる貴重なひと時でした。

お次は住宅街のなかにたたずむ長善寺。

なんとも立派な門構えです。

このお寺が開かれたのは、1558年ということでした。

桶狭間の戦いのころですね! 戦国時代!

現在も室町時代の地蔵菩薩像や古文書などの文化財が保存されているそうですよ。

ここは昔から浦賀道の難所、十三峠の山越えに備えるための地点として旅人が立ち寄っていたのだとか。

ゲームでいうなら、『セーブ地点』のようなものでしょうか?

つまり、この先の道には困難が予想されるということで……。

まずは腹ごしらえをすることにしました。

腹が減っては戦はできぬといいますから。

◎お昼ご飯は地元で愛される食堂で

お昼は長善寺近くの『梅林食堂』さんへお邪魔しました。

とっても優しくフレンドリーなご夫婦の営むお店なんですよ。

この日は暑かったので、全員で冷やし中華をいただきました。

命が蘇る気がするお味……!

具ももりだくさんなのに、ぺろりといけちゃいました。

とってもおいしくて居心地のいいお店です。

お近くをお通りの際は、こちらで元気をチャージしてみては?

オススメです!

◎いざ行かん、難所

梅林食堂さんでHPを回復し、いよいよラストスパートをかけていきます。

目指すは浦賀道の難所とされる、十三峠!

食堂を出て始めに通り過ぎたのは、道六神石碑です。

すごくブレていますが……こちらが道六神石碑です

天保12年、1841年に建てられた歴史ある道祖神です。

こちらも太田坂と呼ばれる浦賀道の難所のひとつだったそうですよ。

難所が多い……。

現在は急で長い階段の途中に位置しています。

苔むした階段は前日に降った雨の影響か、つるつると滑るのでなかなか危険。

気をつけて上っていきます。

次に通りかかるのが、開拓記念碑。

こちらは公園の隣にひっそりとたたずむ記念碑です。

戦後、この付近を切り開いて農地開拓を行ったことを記念して、昭和32年に建てられた碑だということでした。

当時の名残か、今でも周辺には山の上にも関わらず畑が多く残されていました。

道中には無人販売店も。

とりあえず店内の様子を外から伺ってみます。

こちらでは梅ジャムをひとつ購入!

お野菜もいろいろそろっていましたよ。

近くの畑で採れたものかしら。

冷たい飲み物も売っているので、飲み物が尽きた時にはここでチャージしてくださいね。

さっぱりしていて美味しかったです

◎いよいよ十三峠

いよいよ十三峠と呼ばれるエリアまでやってきました。

今は自動車の行き来もそれなりにありますが、昔は難所中の難所だったようです。

道路が整備された今でも、このあたりにたどり着くころには力尽きかけていたので、

当時の踏破はきっともっと大変だったと思われます。

ところで、十三峠の名前の由来ははっきりしていないそうです。

保土ヶ谷から13番目の峠である説や、峠に十三仏をまつった寺か神社があった説など、さまざま考えられているそうですよ。

ちなみにこちらは十三峠公園。

いや、ただの駐車場~~~っ! と歩きながらツッコミます。

遊んでもいいのかしら。

車に気をつける必要はありそうです。

◎涼風香る塚山公園

そうこうしているうちに、塚山公園へたどり着きました。

暑い一日でしたが、緑豊かな園内には涼しい風が吹き抜けていました。

山中のためか、日陰や風が冷たくて気持ちいいです。

こちらの園内には三浦按針夫妻のお墓が残されています。

三浦按針といえば、ウィリアム・アダムス。

徳川家康に仕えた外交顧問のイングランド人のことですよね。

ここにお墓があるんです。

お気づきかと思いますが、安針塚は京急の駅名にもなっています(次の目的地がまさしく安針塚駅です)。

昔もこれからも、按針は街の営みを見守ってくれるんでしょうね。

◎力尽きし安針塚駅

さて、長い山道を抜けてようやく安針塚駅へ到達しました。

時計を見れば、時刻はなんと2時!

本来、汐入にたどり着いているはずの時刻は12時……。

出発したのは10時……。

4時間をかけて、なんとか二駅進んだ私たち。

さすが難所ですね、などと言い訳をしてみます。

残念ながら、安針塚~汐入間の踏破は次回へ持ち越しになりました。

駅構内へ入れば、ちょうど電車は行ったばかりだったのか、ホームには誰もいませんでした。

ベンチで一休みして、この日は解散しました。

今回の旅では、地域密着型の昔ながらの酒屋さんやお店がちらほら見受けられました。

最近はあまり見かけることもなくなってしまった街中の個人商店さんですが、やっぱり独特の雰囲気がすてき。

小学生が放課後お菓子を買いに来たり、夕飯前に醤油がきれているのに気づいて慌てて買いに来たり。

まだ昭和の気配が残る、日常の風景が目に浮かぶよう。

個人的にまた歩いてみたいエリアでした。

次回は安針塚~汐入踏破予定です。

ぜひ、楽しみにお待ちくださいませ!

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